この物語は、ノンフィクションであり、内容の99％は実際に起こった事であり、登場人物、団体名についても名前こそ仮名ですが実在しています。

ノンフィクションなので、好きだった同級生の女の子が世界的映画監督に見初められてプレイボーイでヌードになるような事はありません。

たまたまクラスメイトの友人が凄く資産家の息子で、その友人のおじいさんと殴り合いをしてカタルシスを感じることもなければ、キング＝クリムゾンの「moon child」を聴きながら涙するような事もありません。

何も起こる事のない日常を、ただ当たり前に生きているはずなのに、なぜか自分だけは特別だと信じて疑わなかった少年たちの3年間の記録です。

またこの物語自体は、15年以上前に書こうとして途中で断念した「超ニュースチョクホー」と言う小説のリメイクです。

今回この話を再び書こうと思った動機の一つとして、物語中盤で出てくる「とあるビデオテープ」の所在を探ると言うものがあったりします。

もしそのビデオテープの所在について何か知っている方がいた場合には、是非詳細を教えていただけると幸いです。

また、この物語を読んで「何勝手に私の事をこんな感じで書いてくれてんのよ！」と言う当事者の方がいた場合には、是非ご連絡ください。

謝罪してご飯くらいはご馳走します。で、あの当時の事を色々話しましょう。

最後に、一応結末まで書き切れればと考えておりますが、想定外の事象により断念することになった場合には申し訳ありません。

上記のような事情もある、非常に自分語りが過ぎるお話ですが、お付き合いいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。


しもたろうに